ある日、職場で妹がおる売り場に行ったら、
「はい、ねーちゃん、これ。」と、あるものを手渡された。
アクセサリーキット?
「それ、おかんから。」
どうやら、ウチにくれるものでは無さそう(-"-;)
そらね、ウチは好きよ?こういうの作るの。
好きやけど、何かこう、モヤモヤすると言うか、
自分で作れんモノを買うな!と言いたい(苦笑)
突っ返したところでまた戻って来そうな気が…。
渋々持って帰って、中身を確認した。
細かく材料が袋分けされてて、見てる分には楽しめるけど、
色合いがイマイチ好みやないんで、乗り気がせんのやけど…。
しかも、メインとなるビーズは1㍉ほど。
穴の大きさともなれば確実に1㍉以下で、
この穴にテグスを通し、場所によっては2本通すこともある。
老眼鏡無しでは字も書けん母やのに、何を考えてこんなものを…
それでも、開けた形跡はあった。
が、この図面を見て断念したんかも?
ウチにしたら、丁寧な部類に入る図面なんやけどねー。
細かい指示もキチンと書かれてるし、カラーやし。
ビーズアクセサリーは、空間認識能力が必要かも知れん。
図面は2次元やけど、出来上がりが3次元やから、
いかに図面を見て出来上がり図を想像出来るかやと思う。
ウチは子供の頃から慣れ親しんでるから、直感で出来上がり図が浮かぶけど、
図面を見慣れてない人や、空間認識力が低い人には厳しいかも(苦笑)
空間認識能力(くうかんにんしきのうりょく)とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。空間認知(くうかんにんち)、空間識(くうかんしき)、空間知覚(くうかんちかく)の能力をいう。
迷子になりやすい人、道を覚えられない人は空間認識能力が低い人です。
そういや、うちの母、よく迷子にならはるよなぁ…。
スーパーや百貨店のトイレに入って出ると、どこから入って来たか、
どっちに出ればいいかが分からんくなる人です。
でもね、手芸全般、好きな人なんよ、うちの母は。
図面も無しに帽子を編む人やのに、ホンマに空間認識力低い?って思う。
帽子なんか、3次元で考えんと編まれへんと思うんやけどな~
でも球技は苦手みたいやし、やっぱり空間認識力低い?(苦笑)
ちなみにウチは、特に空間認識力が高いとは思ってないです。
人並み、もしくは母よりは高い程度やと思ってます(笑)
空間認識はさておき、結局作り始めたがな(苦笑)
いやね、何だかんだでやり出したら面白いのよ、ビーズは。
モノが細かいから細心の注意を払って製作に取り掛かるんやけど、
これってホンマにボケ防止に最適やと思うわ~
指先使うし、作業は細かいけど、老眼鏡掛けて、ぜひ母にやって頂きたい(笑)