加齢臭をプンプンさせたジジィがレジ前に来た。言い方を変えて書いてみると、戦後の昭和を生き抜いてきた、初老の男性客がレジ前に来られた…まぁ、とにかく来たわけよ。
「おい!」←第一声はコレ。
なんぼなんでも
「おい」は無いやろ、
「おい」は。まぁ、そこはそれ、オキャクサマですから、
「いらっしゃいませ」と答えたわけで。そしたら、
「おい、○○○のマロングラッセくれ」って。
ぶっちゃけ、商品数が多過ぎて何があるかは把握してない。
売り場もその日のうちにコロコロ変わるし。
(30分の休憩から帰って来たら変わってることも多々ある)
追加商品もあれば、売り切れて無くなってる商品もある。
メーカー数も多いから、メーカーにどんな商品があるかなんて、
とてもやないけど覚えきれん。ぶっちゃけ無理。
せやから、一瞬、そんなんあったっけ…てな顔をしたら、
「それぐらい覚えとかんかぃ!ボケ!」
と、大声で怒鳴りつけられた。
一緒にレジに入ってた子が知ってたから、ジジィを案内して商品を手に戻って来た。
おい、ジジィ、確か○○○って言うたよな。
でもそれ×××やんけ!って突っ込みたかった。
ジジィは目当ての商品を買って機嫌良く帰って行ったけど、ウチの機嫌は最悪(-"-;)
ホワイトデーを目前に控え、売り場はいつになく男性が多い。
一年で一番、男性客が多い時期とちゃうかなぁ。分からんけど。
普段買い物なんかしたことのない初老の男性もいっぱい来る。
「おい!」と声を掛けられ、
「使えん店員やな!」と罵られ、
挙句の果てには
「ボケ!」とまで言い捨てられ、
苦労の末に包んだ商品は
「ジジ臭いからやり直せ」とダメ出し…
ウチって一体何なん?って思うことも多々あった。
それもようやく明日で終わるんやと思うとホッとしつつ、
関西人のガラの悪さに辟易してます。いや、ホンマに。
そんな仕事の疲れを癒してくれるのは、
旦那の足裏マッサージとバターサンドクッキー。
今日、残り僅かのバターサンドをまた買って来た(*´∀`)
15日以降に嫌なことは全部忘れて、味わって食べようっと♪